ときどき外食すると、出てくる料理の美味しいこと。
自分で作った料理も、これはこれで美味しいわけですが、料理人がつくる料理は自分が作った料理にはない、旨みや食の感動があると思う。
当然こう思った経緯があるわけです。何度か訪れている京都の御池にある”fudo”さんで特別な食体験をした。
fudoさんのHPより、お店のコンセプトを紹介です。
fudoとは、日本語の「風土」という言葉を引用したものです。その土地ならではの食材に、イタリアンの要素をかけ合わせ、日本の風土を表現しております。
四季が巡り、食材は旬をむかえる。
春にはホタルイカ。伝えたいのはこのホタルイカを使ったリゾットでの食体験。富山のホタルイカ鮎魚醤バター新生姜と鯛出汁のリゾット
2月、3月になるとホタルイカの解禁情報がチラホラ流れ、いつにもまして富山県を耳にする。できたてのリゾットをしっかりと混ぜ合わせる。ホタルイカは多く盛り付けられていて、はやく口にしたい、はやる気持ちを焦らしてくる。香りも高く、混ぜながら美味しいことを確信する。
旬のホタルイカは言わずもがなの旨み。鮎魚醤とバターで味付けされたお米、しびれはこず、さっぱりと清涼感のある生姜はホタルイカと相性よし。むしろ、三位一体かのように相乗効果的に味わいが深い。味覚が脳に届いた瞬間、脳が覚醒したような美味しさ。食べた人しか分からない、なんてコメントを見ることもあるけれど、私も同じことを言いたい。
冷菜、温菜を食べ胃がしっかりと温まり、準備万端の状態で味わった。口福としか言いようがない。メインの肉料理を前に心の幸福はピークでした。
こんな食体験ができたことを幸せに思いたいし、提供していただいたfudoのシェフ、スタッフに御礼を言いたい。
ありがとうございました。美味しかったです!
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